山月記

中島 敦・・・喘息に悩まされ、休み休み勤めていた私立横浜高女を退職。その後、国語編修書記として、32歳の時に南方パラオ島に赴任した。しかし、やはりその喘息のため翌17年3月帰京。世田谷の父宅で静養の日を送っていたが、10月中旬より発作が烈しくなり、身体の衰弱が進んでいった。11月には世田谷・岡田医院に入院するが、回復することなく12月4日午前6時、宿痾喘息のため絶筆「李陵」を遺して世を去った。他に『文字禍』などの作品がある。


総評

 主人公は生まれつき頭のいい人です。ただ頭が良かったために詩の勉強をしなかった。それで、生まれつき頭が良い方ではないが頑張って勉強した人たちにどんどん抜かれていく。そんなある日、主人公はトラになってしまう。そして、人間だったときにもっと勉強すれば良かったと後悔する、という切ないお話です。。私はこの作品を教科書で読みました。まあ教科書の好きそうな文章ですね。ただ、これは昔の中国の話なんですが、そのころの様子が良く描かれていておもしろかったです。教科書で読んだなかでは今のところ一番おもしろい作品です。

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